上京を夢見て就職活動中の新卒保育士の方必見!求人情報の見方と思わぬ落とし穴とは?

上京を夢見て就職活動中の新卒保育士の方必見!求人情報の見方と思わぬ落とし穴とは? 保育
上京を夢見て就職活動中の新卒保育士の方必見!求人情報の見方と思わぬ落とし穴とは?

新卒保育学生の就職活動もいよいよ本格的にスタートする時期になってきました。
地元に就職する場合は園の数も限られ、口コミ情報なども豊富にある為保育園探しに苦労することはあまりないかと思いますが、地方から関東に上京して保育士として就職したい学生の中には「自分に合った保育園をどうやって見つければいいのか分からない・・」と悩んでいらっしゃる方も多いと思います。
就職活動をスムーズに進めていく為に最も重要なこと。それは「情報収集」です。
情報を制する者は就活を制するといっても過言ではないくらい、いかに効率よく保育園の求人情報を入手するか?が勝負を分けます。
しかし、一言で情報収集と言っても信憑性の薄い情報や誤った解釈で情報を捉えてしまうと逆に足元をすくわれてしまうこともあります。
今回は保育園選びで一番最初に押さえておくべき「正しい求人情報の見方」と思わぬ落とし穴となりかねない「要注意なポイント」についてまとめてみました。

保育園運営事業者の採用担当者として今まで約2,000名の学生の方々と面接し、自ら求人票も作成したことがある私の経験が少しでも皆さんのお役に立つことが出来れば幸いです。

 

1.求人情報はどこで入手できる?

正しい求人情報の見方を整理する前に、そもそも保育園の情報を入手できる経路と気を付けるべきポイントについて理解して行きましょう。

■学校のキャリアセンターの求人票

学生の皆さんにとって就職に関わる最も身近な存在であるキャリアセンターには、全国(特に東京、神奈川、埼玉、千葉)から毎日のように沢山の求人票が届いています。
緊急事態宣言の発令下での休校中は足を運ぶことが難しかったと思いますが、就職先の保育園探しの際に強い味方となってくれる場所だと思います。

<気を付けるポイント>
・求人票はアナログで管理することになるので、都道府県ごとにファイリングなど整理して管理されていない場合は求人票を探すだけでも一苦労となり逆に効率が下がってしまう可能性あり。
・キャリアセンターの職員の方は学生の強い味方だが、特定の事業者を半強制的に勧められたり、上京志望者を地元に留まるように指導したりと学生に寄り添っていない場合もある。

■学校の卒業生からの情報

就活中の保育学生にとって、前年度同じように就活し保育園で働いている先輩とのつながりもとても心強いものです。実際園見学や面接を受けた保育園の情報で有れば一層リアリティのある情報を教えてもらうことが出来る可能性が高いです。

<気を付けるポイント>
・先輩が勤務している保育園から後輩を自園に斡旋するようにノルマを掲げている企業もあるので、「ウチにおいでよ!」圧が強い場合は要注意。
・先輩の価値観と自分の価値観が違う場合もあるので、特に保育観に関しては合致している人に聞くべき。
・先輩の紹介で見学に行った園だと断りにくく、あまりしっくり来てないけどそのまま入職・・みたいになってしまうこともあるので、きっぱりと断れる勇気がある学生に向いている。

■ハローワーク

全国500ヶ所以上に設置されている「公共職業安定所(ハローワーク)」では全国の保育園求人情報を取り扱っています。最大のメリットは求人票の記載内容の正確性です。企業がハローワークに求人を掲載する為には所定の項目を全て入力された求人情報を提供する必要がありますので、どの求人にも共通してしっかりと情報が埋まった状態で求人が閲覧できます。

<気を付けるポイント>
・求人票の内容に保育園の個性がなかなか表現できないので、園ごとの違いを判別しづらい。
・ハローワークの担当者は様々な業界の膨大な量の求人を取り扱っているので、保育業界に詳しくない場合もあり、相談しても参考になる答えが返ってこない可能性もある。

■インターネット検索

結局一番便利なのはPC・スマホを利用してインターネットで求人を検索することだと思います。
インターネットであれば自分の都合に合わせていつでもどこでもアクセスが出来ますし、誰にも気を遣わず自分のペースで探すことができます。
また、一概には言えませんが自園のしっかりとした求人サイトが無い保育園の場合、業務効率化に向けたIT対応など今世の中で問題となっている保育士の労働環境面の改善などに向けた新しい取り組みに力を入れていない可能性が高いです。初めからそのように割り切って考えてみることも、情報が多い今の時代に必要な考え方だと思います。
検索エンジンを使用し気になるエリア、キーワードなどを入力すると沢山の保育園の求人が検索結果に出てくるはずです。まずはどんな保育園があるかざざっと確認し気になり求人があればブックマークに入れておいて後でまとめて比較検討すると効率的です。
また、求人ポータルサイトを利用して求人を探すのもお勧めです。色々なサービスがインターネット内に存在しますので、探してみましょう。

<気を付けるポイント>
・求人ポータルの中でも求人情報欄に「コンサルタントに相談」とか「この求人の詳細を聞きたい」というボタンが設置されている業者はいわゆる「人材紹介会社」です。登録すると紹介会社のエージェントさんから電話が掛かってきて、何か所か保育園を提案されて園見学や面接に誘導されるといった流れのサービスです。
利用するメリットは沢山ありますが、学生の皆さんには是非「自分の働く保育園は自分で探して見極める」ことをお勧めします。
第1に、エージェントを通じての就職をした場合は保育園は紹介会社に数十万円の手数料を支払わなければなりませんので、学生は募集していても紹介会社経由での応募を受け付けていない保育園が沢山あります。
第2に、人任せで就活を行った結果いざ入職した後に自分の希望する環境と全然違うことが分かり、夢破れて数カ月で退職するといったミスマッチを生みやすい傾向があります。

自分の理想の保育園は自分で探す。

この言葉を大切にしていきましょう。

【保育業界】未経験OK 求人一覧

2.求人情報の見方と落とし穴

それでは具体的に保育園の求人情報の中で記載されている代表的な項目の意味と注意しておいた方が良い落とし穴ポイントを説明していきます。

■雇用形態/契約期間

正社員、契約社員、パートなど、どの雇用形態で募集をしているのか?
また、契約期間の有りなしを確認しましょう。

<落とし穴>
正社員の求人だと思って応募し、入社してみたら1年更新の契約社員だった・・

■試用期間と試用期間中の待遇について

入社日から一定の期間を「試用期間」と設定し、試用期間終了後本採用とする企業は多いです。
試用期間は3ヶ月~6ヶ月が一般的ですが、試用期間中の待遇が本採用時と違う場合が有るので必ず待遇面を確認してください。

<落とし穴>
月給22万円と求人票に記載されている保育園に入社したが、試用期間中3か月間は月給18万円だった・・(月給4万円×3ヶ月=12万円分のマイナス)

■就業場所(配属園)

特に複数の園を運営している企業に応募する際は、配属園について必ず確認をしてください。
求人票には「配属園は通勤時間を考慮し面接後に決定」などと記載されていることが多いですが、企業によって応募者の希望を聞いてもらえる企業と、人員配置の都合に従ってもらうスタンスの企業に分かれます。

<落とし穴>
園見学・面接は自分が希望している東京都杉並区の保育園に訪問したが、入社時の配属先は自分が希望していない神奈川県川崎市になって困惑・・・

■休日、休暇、年間休日

お仕事をする上で大切になってくるのがお休みをしっかりと取得できる環境かどうか?です。
保育園や幼稚園の場合求人票をしっかりと確認し、見学・面接時にも質問しクリアにした上で判断していきましょう。
休日に関しては「4週6休」と記載がある求人票は隔週土曜日出勤で振替休日なしの求人です。
4週8休と記載があったとしても、祝日がある週は公休がない企業もあったりして判断がつきません。
そのような時確認すべきは「年間休日」です。祝日は年間で概ね16日あります。1年間は52週ですので、4週8休であれば年間休日は104日ですので、もし求人票に記載の年間休日が104日前後になっている場合は「祝日がある週は公休なし」、120日前後になっている場合は「祝日とは別に必ず平均週2回公休がある」ということになります。年間で16日も休日が違うのは結構大きいので、要注意です。
また、休暇に関しても夏季休暇・年末年始休暇・その他の休暇などがしっかりと公休としてのお休みになるのか、有給休暇を当てて消化されてしまうのか?は面接時に質問した方がいいです。

<落とし穴>
企業ごとに休日数が違うことを知らず良く確認せずに入社したら、同級生の友人が就職した他の保育園と明らかに休日の数が違う・・・

■時間外労働

労働基準法第32条で定められている法定労働時間は「1日8時間、週40時間」が上限です。
この労働時間を越えて勤務する時間数が「時間外労働」です。)
*詳しくは厚生労働省HP「労働時間・休日に関する主な制度」をご確認ください。

よって、月間の平均時間外労働の時間数は必ず確認をしましょう。月間平均5時間の保育園と20時間の保育園では年間180時間も労働時間が変わります。
*いわゆる「サービス残業」については違法ですので求人票には記載されていません。必ず面接時にサービス残業は徹底して無くしているかどうかを確認しましょう。

■給与・賞与

新生活を支える大切な給与・賞与ですが、意外と落とし穴が多い項目です。

突然ですが問題です。
下記の2つの保育園ではどちらの方が収入面でメリットがあると思いますか?

A保育園
月給:26万円(基本給16万円+諸手当12万円)
賞与:基本給×4ヶ月分

B保育園
月給:24万円(基本給20万円+諸手当4万円)
賞与:月給×4ヶ月分

パッと見ではA保育園の方が月給が2万円高いし、賞与も4ヶ月分なのでA保育園と考えがちですが、
年収ベースで考えてみると・・・

A保育園
(月給26万円×12ヶ月=312万円)+(賞与基本給16万円×4ヶ月=64万円)
=年収376万円

B保育園
(月給24万円×12ヶ月=288万円)+(賞与月給24万円×4ヶ月=96万円)
=年収384万円

となりますので、B保育園の方が年間8万円収入が高い計算となります。
保育園によってはこのトリックを逆手にとって表層的に求人の条件を好条件に見せかけている場合もありますので、給与面を確認する際は必ず年収ベースに計算をし直しましょう。

【保育業界】 2021年4月入社募集一覧

3. まとめ

今回の記事では新卒保育学生の就活をスムーズに行うための情報収集の仕方と、自分に合った理想の保育園探しをする上で一番最初に押さえておくべき「正しい求人情報の見方」と思わぬ落とし穴となりかねない「要注意なポイント」についてまとめてみました。

表層的な求人の見方しか知らない状態で保育園への就活をスタートすることは非常に危険です。
また、保育園への応募は「単願」を義務付けられている学生の皆さんに関しては、出来るだけ比較検討する為の材料を集める為に「仮応募・見学希望」という形で複数の園に話を聞きに行き比較検討することを強くお勧めいたします。

単願応募で他の園との比較をすることなく入職し、「思っていた環境・待遇と全然違う・・・」と数カ月で退職してしまうようなケースは少なくありませんので。

また、今年度の就活は特にWebが中心となりますので、情報を制する者は就活を制すと言っても過言ではないくらい、情報収集段階での効率性と精度が大切になってきます。

新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、オンラインでの会社説明会や園見学のLive配信などを開催されている企業も増えて来ていますので、特に関東圏に上京して保育園への就職を希望していらっしゃる学生の皆さまは出来得る限りオンラインで情報収集を行い、複数の園に問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
皆さんの就活が成功し、理想の保育園に出会うことができるように祈っています!

 

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